マッサージやトレーニングで胸は大きくなるのか?美容外科医が解説
YouTubeやSNSでは「胸を大きくするマッサージ」「3カップ上がった」という情報をよく見かけます。
では本当にマッサージやトレーニングで胸は大きくなるのでしょうか?
美容外科医の視点から、医学的に正しい情報をお伝えします。
マッサージで起こりうる変化
マッサージやストレッチで起こる可能性がある“変化”は、以下の2つです。
血流・リンパの流れがよくなる
硬さが取れたり、流れがよくなることで一時的にむくみが改善します。
姿勢改善により胸の位置が高く見える
胸郭周りをほぐすことで姿勢が整い、胸の位置が上がって見えることがあります。
これらは“見え方”が変わるだけで、乳房そのものが大きくなっているわけではありません。
トレーニングで胸が大きくなる?
トレーニングをすると大胸筋が鍛えられ、胸の土台の厚みが増えることはあります。
ただし、ここが重要です。
大胸筋が大きくなっても「丸い女性らしい胸」にはならない
大胸筋の形は、男性の胸のように
乳頭よりやや下で終わり、平面的で四角っぽい形です。
もし胸のボリュームアップが筋肉によるものだとすると、
丸みの少ない、扁平な胸の形になります。
これはカップ数が増えたとしても、
女性が求めるような自然で丸いバストラインとは異なるものです。
胸が長期的に大きくなる仕組み
胸が大きくなるには、以下の“いずれかの組織の増加”が必要です。
・皮下脂肪
・乳腺
・大胸筋
しかし、
・マッサージ → これらの組織は増えない
・トレーニング → 大胸筋は増えるが、丸い胸にはならない
つまり、マッサージやストレッチで胸が本質的に大きくなることはないのです。
まとめ
胸を大きくするマッサージは存在しない✖
医学的には、
マッサージで乳房の脂肪や乳腺が増えることはありません。
SNSで「大きくなった」という声もありますが、
それは一時的なむくみの変化や見え方の変化によるもので、
乳房の組織が増えたわけではありません。
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