脂肪吸引と相性抜群|ボディボトックスとは?【筋肉痩せ・部分痩せ】
ボディボトックスとは、肩・ふくらはぎ・二の腕・太ももなど身体の筋肉にボトックス注射を行い、
「筋肉の張りを抑えて細く見せる(筋肉痩せ)」ことを目的とした施術です。
「脂肪吸引をしても細くならない」
「部分痩せが難しい部位をどうにかしたい」
そんなお悩みに、脂肪吸引+ボディボトックスの併用が選ばれています。
ボディボトックスとは?
ボディボトックスとは、身体の筋肉にボトックス注射を行う施術です。
一般的にボトックスには、以下の3つの作用があります。
① 筋肉の動きを抑える
神経から筋肉へ動きを伝える物質(アセチルコリン)をブロックし、筋肉の収縮を弱めます。
② 汗腺・皮脂腺の働きを抑制
汗や皮脂の分泌を抑える効果があり、多汗症治療などにも用いられます。
③ 筋肉を痩せさせる
筋肉の動きが弱まることで使われにくくなり、徐々に筋肉が萎縮 → ボリュームダウンします。
ボディボトックスでは、主に③の効果を活用し、
脂肪吸引だけでは対応が難しい「筋肉由来の張り出し」を改善していきます。
脂肪吸引+ボディボトックスが向いている部位
①肩(僧帽筋)
肩の盛り上がりを抑え、なで肩・華奢見え効果が期待できます。
肩こりや緊張性頭痛の軽減など、美容面・機能面の両方で人気の部位です。
・推奨単位数:40〜120U(※肩こり改善目的であれば40U前後でも可)
②ふくらはぎ(腓腹筋)
特に内側の張り出しが気になる方に適しています。
脂肪が少なく筋肉が原因の場合、ボトックスが非常に有効です。
・推奨単位数:100〜200U
③二の腕(三角筋・上腕二頭筋)
二の腕は意外と筋肉の張りが出やすい部位です。
まずは脂肪吸引を行い、それでも付け根の太さが残る方や、
ストンとまっすぐな二の腕ラインを目指したい方には併用がおすすめです。
・推奨単位数:80〜160U
④太もも(大腿四頭筋)
前ももの張りは脂肪が原因のことが多いですが、
陸上競技経験者・男性などは筋肉が発達しているケースもあります。
その場合、ボディボトックスが良い適応になります。
・推奨単位数:200〜400U
ボディボトックスの副作用は?
・一時的に力が入りにくい
・動かしづらさ・違和感
いずれも時間の経過とともに改善する一過性の症状です。
施術間隔・効果の出方は?
筋肉を「使われにくくして痩せさせる」治療のため、効果が出るまでに少し時間がかかります。
おすすめのスケジュールは以下の通りです。
【初期:3ヶ月ごとに3〜5回】
【効果が安定後:半年に1回 → 年1回へ間隔を調整】
筋肉量が減ることで、回数を重ねるほど持続期間が長くなるのが特徴です。
痛みはありますか?
筋肉内注射のため、それなりに痛みはあります。
痛みに不安がある方には、笑気麻酔の併用がおすすめです。
まとめ|脂肪吸引だけでは完成しないラインに
ボディボトックスは、
・脂肪吸引後の仕上げ
・筋肉の張りによるラインの崩れ修正
・より女性らしい、なめらかなシルエットづくり
に非常に相性の良い施術です。
「脂肪なのか、筋肉なのか分からない」
「自分にはどの施術が合うの?」
そんな方は、診察時にお気軽にご相談ください。
骨格・筋肉・脂肪のバランスを見極め、最適なボディデザインをご提案します。
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